たちまちのイロハ

広島県東部の山奥に住み、農業・宿泊業・イベントの企画を行う会社の代表をやっているモノのたちまち(=とりあえず)の暮らしを綴ったブログ。

「ご飯、しっかり食べてるかい?」

僕は2年もの間。

1日3食のうちのほとんどを

朝ー食べない

昼ーうどん

夜ーゼリー

という生活を続けたことがある。

バイトしてたから、お金がなかったわけじゃない

摂食障害というわけでもない。

好き嫌いが激しかったからじゃない。

クローン病という病気を発症したからだ。

クローン病についてはこちらをご覧ください

難病情報センター | クローン病(指定難病96)

 

何を食べればいいかわからなかった。

医者からは

「一番の療法は食事だよ」

「脂質やアルコールやカフェインの刺激物、あと食物繊維はNGに近い」

と言われ、なにを食えばいいのかわからなくなった。

この病気は体調がよければ、脂質やアルコールを摂取しても問題ない。

だが、それらを口にすることで

いつ再発するかわからない恐怖と戦っていた。

 

飲み会にもいけない

友人が食べている食べ物が食べれない。

 

一緒にご飯を食べることができない。

 

苦痛だった。

 

そこからは地獄だ。

少し体を動かせば全力ダッシュをしたあとのような疲労感と

夜も寝られない恐怖感が襲って来た。

周囲には悟られぬように、なるべく笑顔で振舞って

活動を必死におこなった。

そんな日々が2年近く続いた。

 

ある日、病院の先生から

「体調がかなりいいし、病状もないみたいだから、食事あんまり気にしなくていいよ」

 

先生からそう言われた後、ラーメンを食べにいった。

東京の都立大学駅近くのラーメン屋。

美味かった。

帰り道、少し泣いた。

 

その後、友人と焼肉を食べにいった、職場の上司が飲みに誘ってくれた。

どの時間もすごく楽しかった。

リラックスしてご飯を食べるということが

こんなにも素敵なことだなんて思わなかった。

 

この時から僕の食に関する価値観が変わった。

 

食はただただ腹を満たすためだけのものではなく

好きな人との時間と自分の心を満たすものでもあると。

 

 

みなさんは、ちゃんとご飯食べてますか?

 

心許せる人とご飯を食べていますか?

 

その時間が窮屈に感じていませんか?

 

そのご飯を食べる時間は笑えていますか?

 

誰かと一緒に食事をするときは、なぜだか楽しいですよね。

誰かとおしゃれなレストランに行くのもいいでしょう。

好きな人のために得意料理を振る舞うのもいいでしょう。

雑多な居酒屋で酒を飲み、笑い泣きするのもいいでしょう。

その時間はとても輝かしく、思い出になると思います。

なんともない日常かもしれませんが、とても特別なものです。

その時間を大切に、これからも続けてくれたらいいなと思います。

 

食事の時間が、みなさんの少しでも安らぎになりますように。

 

「ご飯、しっかり食べてるかい?」

 

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